理由① ピアノは生きぬく上で大切な力を育ててくれる
ピアノを習う目的は単にピアノが上手に弾けるようになることだけではないと私は考えています。
例えば、課題をこなす力、根気・地道な努力、継続する力、目標にむかって努力すること、そして目標を達成する力など。ピアノに限らず生きていくうえで大切なことが多く含まれていると思います。
また音楽には、心の成長を助ける力があると思います。私たちの中には普段の小さな感覚の記憶がたくさんつまっています。音楽は、私たちのいろいろな感覚を呼び起こしてくれます。
お子さんのみずみずしい感覚を大切に育んでいきましょう。大人の方はいつのまにか遠のいてしまっている感覚、けっこうありませんか? 子どもも大人も何かと忙しく心休まる時がないほど慌ただしい時代です。
音楽には感覚を磨き、心を育てる力があります。
理由② ピアノは脳トレになる!?
また、他にもピアノをお勧めする理由があります。
以前に、明石家さんまさんが司会を務める「ホンマでっか!?TV」に出演されている脳科学者の澤口俊之先生が、習い事の質問で次のように、おっしゃっていました。
「1番習い事としていいのはピアノです。指を動かす、先を読む、暗記する。全て脳の働きを高める。ピアノを習っている子は頭がいい。さらに、ピアノを習うとキレにくくなる」
また、アインシュタイン・ファクターという本の中では、「初見で楽譜を読む訓練や絶対音感がつく訓練によって、IQ が永続的に10ポイント上げられる」と書かれています。
ピアノを演奏するということは、
- 楽譜を目で見て
- 脳がその情報を理解して身体各部に指令を出し
- 指をコントロールしてピアノを弾き
- イメージどおりの音になっているか耳で確かめつつ、目は次の音符を追いかける
この4つの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。
ピアノを弾くと、頭がよくなると言われているその理由は・・・。
脳トレーニングをしているということなのです。
ピアノが上手な子の脳はワーキングメモリーと呼ばれている能力が発達し、
演奏時に両手をコントロールするので、脳全体が活性化するそうです。
私は音楽のレッスンを通して生徒さんが様々なことを学び、成長し心豊かな人生を送ってほしいと願っています。