ピアノの悩み…初見が苦手。

2013-07-25

お悩み相談サイトでこのようなピアノに関する悩みが書かれていましたので、こちらに私なりのアドバイスを書いてみたいと思います。

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こんにちは。
私は今趣味でピアノをやっている者です。

昔習っていたときから、初見がからっきしで、一曲仕上げるのにものすごい時間がかかってしまいます。
譜面を見たときに、音符をみてすぐに「どの音」というのが分からなくて、いくつか覚えている音から「何度上だから…この音」といった調子で弾いています。
また、ある程度知っている曲だと、弾きながら楽譜を見ずに音を探ってしまうというやっかいな癖もあります。正しく弾きたいのですが…
最終的には暗譜できますが、逆にと楽譜を見ながらだと弾けません。手の感覚の記憶だけで弾いている…といった感じです。
覚えてしまうとショパンのワルツ程度は弾けるのに、初見ではバイエルすら怪しい、といった感じです…
色々な曲をたくさん弾きたいのに、これではいけない…と思い相談しました。楽譜を読みながら弾くコツ、教えてください。

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”譜面を見たときに音符をみてすぐに「どの音」というのが分からなくて・・・”というのはその音が何か考える時間がかかるのではないでしょうか。

まずは、やさしい曲から始めましょう。バイエルすら怪しいというのであればバイエルや子どもさんの単純で弾きやすそうな曲、8小節から12小節くらいのものでもよいと思います。初見のテキストもいろいろでていますのでそれらを使ってもいいですがバイエルなどお手持ちのもので練習してみたらよいかと思います。

○最初に全体に楽譜をながめます。ただ眺めるのではなく調性や拍子、開始音の位置など確認します。また難しそうなところ臨時記号などをチェックし全体の流れをみます。そしてメトロノームにあわせて弾いてみましょう。すごくゆっくりで楽譜を見て考えて(読んで)弾ける位のテンポから始め、少しずつテンポを上げていきます。とまらないで、弾きなおさないで弾けることが大切ですので弾けるテンポで。

○そのとき、楽譜をそのまま弾くのが難しければ左手だけ、次は右手だけ、と部分練習を余裕を持って歌って弾けるくらいしてください。音を一つずつ並べるのではなくてフレーズごとに弾くことを心がけてみてください。そしてメトロノームに合わせ止まらないで弾けるテンポからからだんだん速く弾けるようにしていってください。

○また、正しい音を確実に「手を見ず」に弾く練習も効果的です。それから、目の動き。例えば楽譜を見たり鍵盤を見たりの繰り返しはなるべく避け、目は常に楽譜を見ていることです。弾いている先の小節へと目は移動していきます。

どれもゆっくりのテンポ(止まらないで弾けるテンポ)から。ショパンのワルツを初見で難しければバイエルで。バイエルすら怪しかったらやさしく単純な曲で。あせらずがんばってみてください。

また、ごく単純に
”音符をみてすぐに「どの音」というのが分からなくて ・・・”の場合、練習方法として五線のノートにランダムに音符を書いて(誰かに書いてもらって)時間を計って読むという練習も効果的だと思います。五線の中の音はすぐ読めるけれど加線の音(五線から出た音)は苦手というのならそういう音符を書いて練習するとよいと思います。

楽譜で音符を「ドレミファソラシド」と書くとわかるように 線にささった音符、線と線の間に挟まっている音符 と交互に並んでいます。そこで私の教室では、実際に初めて習う生徒さんには

”線と間” の音符を見分けられることをやります (音符カードに書かれた五線上の1音が「かん」「せん」のどちらかを即答する練習から始めるとよい)音符カードは楽譜やさんなどで購入します。私は大譜表で書かれているものを使っています

次に1度から3度までを即見分ける

同じ線(間)上の音符が1度=鍵盤上では同じ指で弾く

隣どうしの線線(間間)が3度=一つ飛ばしの指(1と3、2と4など)

と音程を見た瞬間指が動くように。(なるのが理想)

カードなどに書いてある音名を読むときも1音~3音~5音と増やしていくとよいです。

カードがなくても五線ノートに書いて練習するとよいでしょう。

これができると簡単に音を出せるようになります(えっちらおっちら音符を探すから解放されます)。その分、その他のことに神経を回すことができます。楽譜に込められた作曲家の想いや意図していることを読み取って理解し、よりよい音楽を奏でてほしいと願っています。

 

また、この他にコードネームの学習をすると初見に役立ちます。コードネームは和音の構成音がひとめでわかるようにアルファベットや数字記号等で記号化して示したものです。ただ主要なコードネームを覚えればいいというものでもありません。もちろん主要なコードネームを覚えれば、演奏や簡単な伴奏などもできますが、和音は、それらがひとつで存在しているわけではないので、他の要素も合わせて学んだ方がより実践的です。コードネームに即反応して和音をぱっと鍵盤上で弾けることが初見演奏で役に立ちます。

 

 

 


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