Sちゃんのある日のピアノレッスン

Sちゃんは保育園の年長さんです。ピアノレッスンはちょっとマイペースですが明るく元気なかわいい女の子です。

音符の練習、ピアノを弾く、リズム課題テキスト、ワークブックなど組み合わせてレッスンしています。
Sちゃんの使っているピアノ教本は先生との連弾になっています。一人で弾くのは少し苦手ですが先生と合わせる時はイントロの音楽をよく聴いていつも楽しく弾いてくれます。

先週まで宿題がなかなか “おまる” にならず、いくつか何週間も同じ課題が続いていました。お母さまに練習のサポートをお願いしていました。
そして今日のレッスンは調子よく苦戦していたいくつかの課題がおまるになりました。Sちゃんもにっこりです。
帰り際、お母さまとその話をしましたら宿題を忘れないようピアノの練習、ピアノ練習、と言って忘れないようにしていたとのことでした。

導入時期、生徒さんとのコミュニケーション、理解度を把握して進めることも大切ですが、お母さまとの連携も欠かせません。
ピアノを習得するには家庭での練習が必須です。お母さまのご理解ご協力を得て導入時期に必要なことをしっかり身につけていただき、その先へと進んでいけるようにしていきたいと思います。

ピアノが弾けたらよいな、音楽っていいななど何らかの希望を持って始める生徒さんには、確かな基礎力のもとに音楽やピアノが大好きな人になっていただきたいと願っています。指導者の役割は重要だということをつくづく感じる日々です。


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