9月6日(日) 日本ソルフェージュ研究協議会主催の
「授業を通してソルフェージュを考える」
ピアノ先生仲間のO先生に
「こんなワークショップがありますよ~」と教えていただき、
ワークショップの内容は
◆ソルフェージュから試みる現代音楽のアプローチ 鷹羽弘晃先生
現代音楽…音大時代にはよく聴いたと言いますか聴かされた??なのですが
今回もいろいろ聴きました。
ワークショップなので聴音もしたり、即興演奏みたいなこともやってみたり、お話も面白く興味深く聴きました。
新しい記譜法との出会いということで
シュールホフという作曲家の5つのピトクレフ(1919)
楽譜に?や!!!!!が書いてあり…
(どうやってよむの???)
という感じでした。
ジョンケージの
4分33秒 も弾かない曲ですが
シュールホフは沈黙の曲、
能動的に楽譜を読みましょうとの先生のお話でした。
他にもいろいろ…。
ペアトフラウの曲 楽器にプレッシャーをかけて倍音のようなギャーと叫んでいるような音の曲がありました。
譜面と鳴る音のギャップが大きすぎる??曲を聴きました。
後半は
◆
荒尾岳児先生
です。
音大で実際に荒尾先生が教えていらっしゃる学生さんの学習の変化の記録を見せていただいたり
具体的な聴音の学習方法を伺いました。
生徒さん一人一人を細かく見ていらっしゃって素晴らしいなと思いました。
ソルフェージュ…
幼い頃は、ピアノのレッスンで先生と聴音をして楽しかった~という思い出です。
音大時代は、授業でピリピリしながら聴音をしていました。周りの友人達のレベルに圧倒されていました。入学前は楽しかったソルフェージュの時間も緊張の時間となりました。
音楽家にとって重要な基礎教育であるソルフェージュ、私自身は、十分習得されているとは言い難いと常々感じております。
ヨーロッパの長い歴史の所産である音楽語法を幅広く学び、常に演奏時の支えとなる基礎を有機的に学習することはとても重要だなと改めて感じました。
O先生と今回のワークショップについてや自分たちの最近のピアノレッスンについて話しながら帰途につきました。
O先生も自分を振り返る良い機会となったとおっしゃっていました。私にとっても貴重な勉強機会、何らかの形で次につなげていけたらと思います。
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