1/12に日本ピアノ調律師協会主催のイベント『ピア脳』に行ってきました。
脳科学の澤口俊之先生は数年前から
習い事についてピアノがよいということをテレビ番組等いろいろなところでお話されています。
その澤口先生のお話が聞けるということで後楽園のシビックホールへ行ってきました。
澤口先生のお話、本日のキーワードは
♪ピアノのお稽古はスゴい(よい)
♪人間性知能HQについて
人間性知能HQが高いほど「夢」を叶える可能性が高いと実証されているそうです。つまりHQが高いほど人生に成功すると言えるそうです。そしてHQを向上させるには脳トレ的なことをすると良く、子どもにおいてはHQは学力や学習意欲と深く関係するのだそうです。
♪脳によいとされる楽器はピアノ
ピアノ以外の楽器の検証結果はまだないのでわからないそうです。ピアノに関しては良いと言えるそうです。
つまり澤口先生はピアノは習い事によい、習い事はピアノだけでよいとさかんにおっしゃって、それだけで私はよい気分になりました。
このイベントは、作曲家でピアニストの西村由紀江さんの演奏と澤口先生のお話と質問コーナーで会場から集めた質問について澤口先生や西村由紀江さんが答えて下さる時間がありました。
その質問の中から…
○音が狂ったピアノを使って大丈夫か?
→澤口先生
音楽は歴史が古く、世界最古の楽器はフルートで骨から作られていたそうです。澤口先生のおっしゃるには理論的にきれいな音がよく、変な音はだめだそうです。調律は大切です。きれいな水が身体に良いように不協和音は脳が疲れるそうです。音楽は無意識な感情なのでちゃんとした音が良いそうです。
→西村由紀江さん
調律師さんが来て調律していただくとすっきり気持ち良く弾けるそうです。私も調律師さんに調律してもらったピアノで弾くとリセットしたようにすっきりするのでわかるような気がしました。
○ピアノレッスンはいやいややって効果があるのか?
→澤口先生
楽しんでやるのがよい、お母さんも楽しんで!お母さんが叱ってはだめ、
褒めすぎてもかてってよくない、厳しい方が伸びる子などさまざま、先生の見極めが必要。
○ピアノを始める時期
→澤口先生
8才で脳の大きさが決まる、絶対音感は5才で。絶対音感や高いレベルを目指すには早いスタートがよい。
ピアノは、楽しくやるにはいつでも何歳からでも良いとの事。ピアノは性根をすえてやってほしい。一生続けるとよい、嫌になってほしくない。嫌いでなければいつでもできるから嫌いになってほしくない…との事でした。
とても参考になるお話をたくさん聞くことができました。何らかの形で生かしていきたいと思います。
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