「アレンジワークショップ」に行ってきました♪

先日、ピティナの指導者セミナー 「アレンジワークショップ」に行って来ました。
9月10月11月と3人の講師の先生によるワークショップです。
9月は橋本晃一先生 初級・中級アレンジのために ~その考え方とコツ~でした。

橋本先生はピティナ・ピアノステップで、最も多く演奏されている日本人作品の作曲者。ピアノの教本・曲集を多く執筆され出版物は150冊以上だそうです。私自身も勉強のための本に橋本先生が書かれた理論書や教本が多くあります。
また橋本先生は、初級中級のアレンジを多くされています。ピアノの生徒さんたちが少しの努力すれば弾けるような、弾きやすいアレンジです。私(先生)にとっても使いやすい本です。生徒さんたちに宿題に出す時に事前にあまり説明しなくてもよく
「弾いてきてね♪」
と言って渡せばよいので教本としてとても使いやすいです。
その先生からアレンジのさらに実践的なアドバイスを伺えるということで楽しみにしておりました。
このワークショップは、各先生のレクチャーと希望者のアレンジ作品のアドバイスがあります。

まず先生のレクチャーは、
先生の本の
「うたえる!ひける!ピアノ曲集 アニメ編」
「やっぱりピアノがすき! ソナチネ併用曲集」
の中の曲を使って、先生の企業秘密をいろいろお聞きしました。
なぜレッスンで使いやすいか、生徒さんが弾きやすいかの秘密もわかりました♪

本日のキーワードは
♪メロディーにはリズムとハーモニーが内在している
 ハーモニーはメロディーの構成音に基づき密接に関わりあっています
♪アレンジの土台はベースライン
 左手の音数が少ないことが必ずしも弾きやすいとは限らない
 右手が止まったところで左手を動かす
 →テンポがキープされて弾きやすかったりします
 音数が増えても弾きやすい、リズムがわかりやすくなります
♪アレンジの柱は音域の活用!!
♪アレンジの仕上げは「思いやり」
 弾きやすい楽譜

後半は、受講生 ピアノ指導者の方々のアレンジ作品の演奏と橋本先生のアドバイスコーナーでした。
演奏前にアレンジの意図などを話すのですが、皆さん生徒さんのためのアレンジをされていました。
どの先生もその生徒さんについて、学年・年齢はもちろん、ピアノレベルからレッスンの取り組み方、先生オリジナルの指導法まで細かく長くお話されていました。お話にもアレンジ作品の演奏にも生徒さんへの思いがいっぱいにつまっていました。

橋本先生の講座はもちろん、受講生の方々からもたくさん刺激を受けました。今後に生かしたいと思います。
 次回ワークショップは、ピアニスターHIROSHI先生です。
“自分流”のススメ?一手間加えて、あ!れんじぐるめ♪ 楽しみです♪


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